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防犯・防災設備(弱電・セキュリティ)のM&A・事業承継

防犯・防災設備会社の事業承継とM&A

防犯カメラ、入退室管理、非常放送、防犯システム。消防設備でも警備業でもない、その谷間にある仕事です。だから業種としてくくられず、これまでほとんど扱われてきませんでした。

  • 相談は無料
  • 匿名で可
  • 売却を決めていなくてよい
  • 同業には知られません

弱電・防犯業界の現在地


数字はすべて官公庁・業界団体の一次資料から引用し、出典と年次を明記しています。 他社の記事に流通している出典不明の数値は使いません。

57.3%(全業種で最高) 建設業の後継者不在率 出典: 帝国データバンク「全国『後継者不在率』動向調査(2025年)」 (2025年)
36.7%(全産業32.4%) 建設業就業者の55歳以上比率 出典: 国土交通省「建設業を巡る現状と課題」 (2024年)
承継の実務

弱電・防犯の承継で、実際につまずくところ。


許認可と有資格者の整理は、譲渡が成立するかどうかそのものを左右します。 ここを後回しにすると、条件が固まってから話が振り出しに戻ります。

01

電気工事業と電気通信工事業のどちらで請けているか

弱電・防犯設備は、電源工事を伴えば電気工事、通信配線が中心なら電気通信工事と、実態によって適用される建設業許可が変わります。両方にまたがる現場が多く、整理が曖昧なまま承継すると請けられない工事が出ます。

私たちの進め方

直近3年の受注案件を、実際にどの許可で請けたかで分類します。500万円未満の軽微な工事に収まっているのか、許可が必要な規模なのかも併せて確認します。

02

機械警備を行っている場合は警備業の認定が必要

設備の設置・保守だけなら建設業の話ですが、異常発生時に警備員が駆けつける機械警備業務まで行っていると、警備業法上の認定(都道府県公安委員会)が必要です。認定は法人に紐づくため、譲渡方式によって扱いが変わります。

私たちの進め方

機械警備業務の有無を最初に確認します。行っている場合、株式譲渡なら認定は原則維持されますが、事業譲渡では引き継げません。警備員指導教育責任者の選任状況も併せて棚卸しします。

03

消防設備との境界(非常放送・自動火災報知設備)

非常放送設備や自動火災報知設備は消防用設備に該当し、工事や整備には消防設備士が必要になる場合があります。「弱電だから」と扱っていると、無資格施工になっているおそれがあります。

私たちの進め方

取り扱っている設備を、消防用設備に該当するものとしないものに分けて整理します。該当する場合、消防設備士(甲種第4類など)の在籍状況を確認します。

ここまで読んで「うちはどうだろう」と思われたら、 そこがご相談のタイミングです。

売却をお決めでなくて結構です。費用はかかりません。匿名でもかまいません。

評価される点

決算書に出ない、弱電・防犯の値打ち。


保守契約とリプレース周期

防犯カメラもレコーダーも、5〜10年で更新が来ます。既設を押さえていることは、将来の売上が見えているのと同じです。保守契約の本数と、既設物件のリストが資産になります。

買い手がここを見る理由

既設物件は最も確度の高い将来キャッシュフローです。新規開拓のコストを払わずに売上が立ちます。

メーカー認定・取扱ブランド

パナソニック、アイホン、アツミ電氣、竹中エンジニアリングなど、メーカーの施工認定を持っているか。認定がないと保証付きの施工ができない製品があります。

買い手がここを見る理由

認定は簡単には取れません。認定ごと引き継げることが買収の動機になります。

納入先の業種(施設の種類)

マンション、商業施設、学校、病院、工場、公共施設。どの種類の施設に納めてきたかで、買い手にとっての価値が変わります。特に医療・福祉と公共は参入障壁が高い領域です。

買い手がここを見る理由

施設種別ごとに要求仕様も商習慣も違います。実績がないと入れない現場があります。

警備会社・管理会社とのルート

機械警備の会社やビル管理会社から継続的に仕事が来ているか。この商流は一度できると簡単には切れません。

買い手がここを見る理由

安定した発注元は、買収後の売上の下支えになります。

買い手

弱電・防犯を、誰が買うのか。


売り手の方が最初に知りたいのは価格ではなく、「本当に相手がいるのか」です。 この業種で実際に買っているのは、次のような会社です。

警備・セキュリティ大手

設備の施工・保守を内製化する動きです。実際の事例が複数あります。

電気工事・電気通信工事会社

守備範囲を広げるための統合。当社が扱う電気工事・電気通信工事の案件と買い手が重なります。

ビル管理・不動産管理会社

管理物件のセキュリティ設備を内製化する狙いです。管理会社ルートを持つ会社は特に評価されます。

防災設備会社・サブコン

防災と防犯をまとめて請けられる体制づくり。

進め方

最初の一歩は、匿名の相談で結構です。


  1. 1

    匿名でご相談

    社名を伏せたままで結構です。売却をお決めでない段階のご相談を歓迎します。ここで費用は一切かかりません。

  2. 2

    許認可と有資格者の棚卸し

    防犯・防災設備(弱電・セキュリティ)の承継で最初に確認すべき許認可・資格の状況を整理します。ここに問題があると後の工程がすべて崩れるため、最優先で行います。

  3. 3

    企業価値の整理と資料づくり

    決算書に出ない価値を、買い手に伝わる形の資料に整えます。ここが評価額を最も大きく動かします。

  4. 4

    買い手候補の選定と打診

    情報が業界内に回らない相手を選んで打診します。秘密保持契約を締結するまで、社名や所在地はお伝えしません。

  5. 5

    条件交渉・最終契約・引き継ぎ

    価格だけでなく、従業員の雇用、代表者保証の解除、引き継ぎ期間まで含めて条件を設計します。

弱電・防犯業界の主な団体

公益社団法人 日本防犯設備協会
防犯設備士の資格認定・講習を実施
一般社団法人 日本防災通信協会
非常通信・防災設備の業界団体
よくあるご質問

弱電・防犯の承継について、よくいただく質問。


うちは「弱電屋」ですが、この分類でよいのでしょうか。
はい。防犯カメラ、入退室管理、非常放送、インターホン、ナースコールといった、強電(電力)以外の設備を扱っておられるなら該当します。この領域は消防設備でも警備業でもない谷間にあるため、M&Aの世界で業種として扱われてきませんでした。だからこそ、まとめて相談できる窓口を作っています。
機械警備はやっていません。それでも売れますか。
売れます。むしろ設備の施工・保守に特化している会社のほうが、警備会社にとっては買いやすい場合があります。警備業の認定が絡むと譲渡の設計が複雑になるためです。保守契約と既設物件を持っていることが評価の中心になります。
既設物件のリストは出したくないのですが。
初期段階では不要です。「件数」「施設種別の内訳」「年間の保守料の合計」といった、個社が特定されない形で示す方法があります。詳細の開示は、秘密保持契約を締結した相手に限ります。
商流でつながる業種

川上と川下も、まとめて見ています。


電材卸から電気工事、盤の製造、計装まではひとつの商流です。 だから、業種をまたいで買い手をお探しできます。

電材卸・電設資材商社

在庫の質、メーカー口座、掛売りの与信、配送網、そして番頭さん。電材屋の価値は決算書には載りません。私たちは1950年から同じ…

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配電盤・制御盤製造

盤の価値は設備ではなく、盤を設計できる人と、図面を出してくれる取引先です。受注生産で標準化が効かないこの業種を、資材を納めて…

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計装工事

計装は電気でも管でもない、その境界にある仕事です。だから業種としてくくられず、M&Aの世界でもほとんど扱われてきませんでした…

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電気工事

許可、登録、主任電気工事士、経営業務の管理責任者。電気工事会社の承継は、この4つの整理で結果が変わります。資材を納めてきた側…

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消防設備工事・点検

点検は法律で義務づけられているので、契約は毎年続きます。この「切れない売上」をどう見せるかで評価が変わります。消防設備士とい…

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電気通信工事

LAN配線、光ファイバ、防犯カメラ、入退室管理。電気工事と一体で請けている会社が多い一方、必要な資格と許可は別物です。そこを…

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電気機器・産業用機器卸

モーター、インバーター、シーケンサ、センサー。メーカーの代理店権と、技術がわかる営業。この2つが揃っている商社は、いま買い手…

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弱電・防犯のことは、弱電・防犯を知る相手に。

売却をお決めでない段階で結構です。
「うちはいくらぐらいなのか」だけでも、お答えできます。

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